先般告知していた通り、2021.10.28(木)、津山文化センターにて、2021年度芸術鑑賞会を開催しました。3時間目終了後昼食、12:10から移動し、13:00から開演。今年度は、東京演劇集団風のみなさんをお迎えして、演目は【TOUCH-孤独から愛へ-】を公演していただきました。東京演劇集団風は、文化庁、文化芸術による子供育成総合事業子供のための文化芸術鑑賞・体験支援事業として全国で巡回公演されています
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「Touch~孤独から愛へ」(原題「ORPHANS(孤児たち)」)は、1985年にシカゴで上演され、オフブロードウェイで絶賛を浴び、1987年には映画化もされた作品です。作者ライル・ケスラーは、ニューヨーク、ロスアンゼスを中心に、演劇の持つ創造性を使って、リスクを負っている子どもたち、精神治療を必要とする患者、ホームレスの人たちとのワークショップを30年以上に渡って行い、閉ざされた心を開いていく活動を実践しています。この作品も、そこでの経験を通じて描かれたものです。
「Touch~孤独から愛へ」(原題「ORPHANS(孤児たち)」)は、1985年にシカゴで上演され、オフブロードウェイで絶賛を浴び、1987年には映画化もされた作品です。作者ライル・ケスラーは、ニューヨーク、ロスアンゼスを中心に、演劇の持つ創造性を使って、リスクを負っている子どもたち、精神治療を必要とする患者、ホームレスの人たちとのワークショップを30年以上に渡って行い、閉ざされた心を開いていく活動を実践しています。この作品も、そこでの経験を通じて描かれたものです。
北フィラデルフィアのアパートの一室。アレルギーの発作でほとんど外に出られない弟フィリップと、不良の兄トリート、2人の孤児の兄弟が暮らしている。ある日、2人の前に現れた謎の紳士ハロルド。ハロルドは彼らを「デット・エンド・キッド(行き止まりの子どもたち)」と呼び、「元気づけてあげよう」と手を差し伸べる。次第に心を開いていくフィリップ、それとは対照的に触れ合いを拒絶するトリート。「孤児」である3人の出会いが、孤独を抱えながらも、真剣に相手と向き合うことで、新たな一歩を発見していく。演劇を通じて感じる喜びとは、目の前の若者が内に秘める未来への可能性に懸ける瞬間にある。「出会い」に大きな緊張感と、さらに大きな情熱を持ち、その情熱が若い可能性と豊かなエネルギーに触れ、共振するとき、「いま、ここにいる」ひとりひとりのなかに大きな感動が湧きあがってくるのだと思います。東京劇団集団風のみなさんは、一回一回の公演が、彼ら彼女らにとっての貴重な思い出となり、その思い出が大きな夢を育むような場を「自由に風のように」つくりたいという気持ちで活動されています。
サイン、交流含めて、本日はありがとうございました。
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